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「おなかのヘドロをとりなさい」

【第6章-3】対症療法の薬に副作用は…

膝の関節に水がたまって病院へ行きますと、水を抜き取ってくれるだけで治療は終わりです。歩けるようになったからいい、というのでしょうが、間接にたまった水は無用な水ではありません。血液と同じように、人体になくてはならない体液なのです。その水が間接にたまるということは原因があるからです。その原因をこそ探るべきではないでしょうか。

 

自律神経群は昼夜の差別なく私たちの体内を監督しています。そして、炎症の進行を防止できないと予測したときは、自律神経は貴重な体液の流れを止めて痛みの信号を発し、その個所の運動停止命令を出しているのです。たとえば医者のいない動物たちの世界を眺めてみますと、犬は足を痛めると三本足で歩いています。もう足がだめになったのかと思うと、いつのまにか犬はまた4本足で歩いています。病気を治そうとする犬の本能は、炎症を起こした足の運動停止命令をだしているわけです。そして自然に痛む足を治してしまいます。人間は薬によって痛みの信号をうち消そうとします。膝にたまった水を抜き取るということは、痛みの信号を断ち切るということにもなるのです。

こうした警告無視の一時的な鎮静療法が正当なものとして日常茶飯に行われております。膝に水がたまると抜く、またそこへ水がたまると抜く。その繰り返しではありませんか。ちょうど電源ヒューズがたびたび断線するというのに、ただヒューズを取り替えるだけの作業をしているのと同じです。断線の原因を追究しようとはしません。ヒューズを交換するだけで事たれりとするのは現代医学の最先端を行く人たちの考えだとはとても思えないのですが、いかがなものでしょうか。

また、リウマチの例をとってみましても、「リウマチとは神経痛、関節炎、痛風などを代表した病名である」と文献には記されております。リウマチがそれらを代表した病名であるならば、その疾患の原因は同じであるということになります。しかし、現状ではリウマチと関節炎の治療法は別個の病気として取り扱われております。なぜでしょうか。ここにも対症療法優先の医療を垣間みる思いがするのです。

わたしは、対症薬を全面的に否定するものではありません。血圧硬化剤、外科手術には欠かすことのできない麻酔薬などがもし開発されていなかったならば、多くの人が死期を早めていったと思います。そのようなわけで私もぜんそくで苦しんでいるとき、もしあの塩酸エフェドリンがなかったら、現在の私の健康法も存在しなかったかもしれません。しかし、同時にまた、私は薬の持つ副作用の恐ろしさというものもよく知っております。「多少の副作用は仕方がないよ」という医師がおりますが、「多少」は「重大」につながっていくのです。腎臓の炎症を鎮静するための薬は、ほかのすべての器官に衝撃を与え、それが度重なれば、器官が崩壊してしまう強烈なものであることを、一般の病人は知っているのでしょうか。また、知らされているのでしょうか。私は現代の対症療法というものに大きな疑問を持っている者なのです。

【Zイオン健康法】 岡部 薫 著
「おなかのヘドロをとりなさい」
宿便を退治して爽やかライフを!
持病の喘息に苦しみ続けた著者が、どうにかしたいと研究を繰り返し辿り着いた先とは・・・
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