私は中学1年生の頃から、つねにオナラがでるようになりました。それも異常なほど回数が多いので、病院へ行ってみてもらいましたが、なすすべもありませんでした。私の意思に関係なくオナラがでてしまうので、学校へ行くのも苦痛でなりませんでした。
最初はそれでも、何とか我慢をしていられたのですが、そのうち授業中にもプスプスでるようになり、とめようとしてもとめることができません。クラスメイトもそのうち、くさいくさいと騒ぎ出して、みんな私から遠ざかってしまいました。
節食すれば良いかもしれないと思い、朝ご飯をぬいたり、朝昼2食ぬいたりしてみましたが、いぜんとして、1日に150回くらいもでるのです。 私の部屋は小さな四畳半でしたが、その部屋が私自身でさえもトイレにいるようなにおいがして、よく空気の入れ替えをやったものです。こんなふうで、学校へ行っても友達の立ち話が、みんな自分のことを言っているんじゃないかという気がして、学校へ行くのもこわくなり、あっちの本屋、こっちの本屋をプラプラして時間をつぶしたこともありました。
中学3年のある日のことです。アイスクリームを食べながら、私は異様な臭さに気がつきました。何のにおいだろうと思いながら、ふと自分の指先をかいでみました。なんと指先から、オナラのにおいがでているのです。
それから私は自分の手や足をいろいろかいでみました。どこもかしこも、オナラのにおいがでているのです。そういうわけで、実は私のからだは、おしりからオナラがでるだけではなく、身体全体からでていたのです。
ちょうどその頃、Z式健康法 を知り、おなかの宿便をとれば私のオナラも解決するのではないかと思い、さっそくZ式健康法をはじめました。