私は14年前、住職だった主人を亡くしました。それ以後、インスタントに教学を修めて、まがりなりにも住職の代行をつとめてまいりました。そして5年前に、跡継ぎの息子がようやく学業と修行を終えて、寺に戻って肩の荷が下りたとたん、体調をくずしてしまったのです。それから更年期障害と言われ、不眠、腰痛、神経痛、かぜ、胃腸病などで3回ほど入退院を繰り返し、現在も入院中の身です。
今回は急性膀胱出血で入院しましたが、膀胱炎の治療に使用した抗生物質の副作用から急性肝炎となり、3ヶ月を経た現在、なお退院できずにおります。肝炎のほうはもう治っているのに、退院できないのは、自律神経失調のためということです。これが原因の者たちはいかにも“神経病み”のように思われているようで、息子からも、「お母さんは病気でも何でもない、神経質なだけなんだ」 と1口に片づけられ、何とも悔しい思いをしております。と言いますのは、平素の私はいたって明るく、思ったことはズバズバ口にするほうでしたから、神経病みと言われることが不満でなりませんでした。
ところが昨日、知人の息子さんから、Z式健康法 についておしえていただき、心からうなずける思いでございました。特に私はピンときましたのは、自律神経が、人体をコントロールしている総司令部であるということです。そして、自律神経の養分はイオンであって、その大切なイオンをつくっている胃腸の宿便をとってやらねばならないという、ご説明にはまことに胸のすくおもいでございました。
私も以前、宿便は誰にでもあると言うことを耳にしたことがございましたが、ほんとうに感ずるところが大で、ぜひ私もZ式健康法を実行してみたいと考えています。
ひとり私ばかりでなく、息子もよく胃をわるくして薬を飲んでおります。嫁も流産になりかけて入院中というような始末で、お寺の役目も、親類の人たちから助けを借りている不甲斐ない状態です。早く健康を取り戻して、家族そろって元気に暮らしたいものと願っている次第です。なにとぞ、よろしくご指導のほどをお願い申し上げます。