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「おなかのヘドロは女性の大敵」

【第1章-5-1】必ず副作用をともなうおそろしい血圧降下剤

高血圧症の人は、血圧降下剤を与えられ、死ぬまでこれを飲み続けねばならないことになります。これが現在の対症療法であって、高血圧を根治しようという医師は私の知るかぎり見あたりません。

しかし、病気のもとはすべて自律神経の失調にありという私の仮定からすれば、高血圧症を根治することも、別に難しいものではありません。なぜなら、自律神経の失調はイオンの不足によって起こるものですから、宿便をとって、イオン入湯をすれば、高血圧も治るという理論が成り立ちます。

それに、高血圧症の対症療法にとって問題なのは、血圧降下剤には必ず副作用がともなうということです。この副作用がどういうものか、ちょっと考えてみましょう。

血管はひとつの通路です。ここに血液が流れて、炭酸ガスを吸収したり、生体を維持するうえで、必要な化学物質を輸送したりする役目を果たしています。

この通路はしかし、あまり丈夫ではないので、常にパトロール隊が出動して補修作業に当たっています。これがコレステロールという物質で、自分の任務のパトロールが終わると、血管外に排除されることになっているのです。

ところが、そうした流通のはたらきがわるくなった場合には、通路にコレステロールの渋滞が起こって、血管内に沈着膠化します。これを「コレステロール沈着性高血圧症」と言います。

高血圧症になると、血圧降下剤を飲んで血管内を拡張したり、あるいはコレステロールを減らす薬を併用して、血圧を抑えるわけです。なるほど、渋滞したところは通りがよくなって、血圧は下がりますが、渋滞していない部分では、逆に、コレステロールが減りすぎて、ときには血管が破れたりします。これを静脈瘤とか、動脈瘤といいます。

ですから、血圧降下剤や、コレステロールを減らす薬を飲んでいると、いつかは副作用にやられることになります。ここで私が強調したいのは、対症療法も結構ですが、同時に根治療法も併せ行わなければ、いつまでたっても高血圧症は治らないということです。次に、Z式健康法 によって、高血圧症から脱出されたおふたりの手記をご紹介しましょう。お書きになったのは女性の方ではありませんが、高血圧は女性にも多い病気ですから、ご参考になると思います。

おなかのヘドロは女性の大敵
【Zイオン健康法】岡部 薫 著「おなかのヘドロは女性の大敵」随時更新中
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