私たちは水が無くては生きていけません。毎日、約1.5リットル以上の摂取を必要とし、栄養の吸収・老廃物の排斥などを促している水は身体にとって必要不可欠なものです。しかし、私たちが飲用している水道水は安全なのでしょうか。
水道水の取水源である河川や地下水には農薬・化学薬品・重金属など多くの有害物質が含まれていて汚れています。そしてその汚れた水を飲める水にするために浄水場では活性炭や塩素消毒などを使用して浄化が行われています。
しかし、これだけで汚染された水は安全になったと言えるのでしょうか。水を浄化する際に消毒として用いられる塩素は水中のフミン質(汚染された水に含まれ、植物などが微生物に分解されるときの最終分解生成物。難分解性物質。)と反応して、トリハロメタンという身体への悪影響が疑われている物質を生成してしまいます。また塩素自体も、肌荒れ・カルキ臭・野菜等のビタミン破壊などの原因と言われています。さらに、マンションやビルの貯水槽内や配管の汚れも指摘されていて、水道の蛇口から出てくる水は良い水とは言えません。水を使用する直前に、塩素などの有害物質を取り除く必要があります。
身体の中を流れている血液はもちろんのこと、およそ37兆2000億個もある細胞の1つ1つに含まれている水分を合計すると人の身体の73%以上が水分でできています。そのため、いつも汚れた水ばかりを飲んでいると全身の細胞内の水が汚れてしまい、身体が汚れてしまうと言っても過言ではありません。
私たちの身体の73%は水でできています。その水を汚れたものから綺麗なものに変えてあげることで、個々の細胞は元気になります。毎日おいしい良い水を飲みましょう。